2014/12/11

抗がん剤投与と死亡の因果関係

前立腺がんの抗がん剤ジェブタナを投与後に亡くなった患者さんがいるということで、ニュースになっていますね。亡くなった患者さんにはお気の毒に思います。またご家族の気持ちを考えると、複雑な気持ちになります。

ジェブタナの骨髄抑制がニュースで取り上げられていましたが、骨髄抑制はジェブタナだけではなく乳がんで使われる抗がん剤でも起こります。

自分の場合はFECでもドセタキセルでも好中球が減少しましたし、特に初回のFECでは発熱しました。39〜40℃出ました。予め医師が処方していた抗生物質を飲んで丸3日で下がりましたが、高熱が出たのは子供の頃以来で舌は真っ白になり、本当にしんどかったです。毎回著しく下がった白血球を上げるために、注射も打ちました。こちらは副作用の腰痛や背中痛が出ましたが、先生いわく「若いので遠慮なしに投与されるからねぇ」と気の毒がりながらも、きっちり抗がん剤は予定通り受けました。

発熱性好中球減少症ガイドライン通りに対応してくださったおかげで乗り切ることが出来ましたが、対応が遅かったり、私の体力が無かったらかなり大変だったのではないかと思います。(もっとも、体力無かったらFEC100はしなかったでしょうけど)

ジェブタナについては製薬会社から適正使用するよう注意喚起は出ていました。
一方でG-CSF投与が前立腺がんでは保険適用になっていない、というのはびっくりしました。乳がんではするのに…臨床を重ねて行くうちに治療方法も進むのはわかるのですが、もし保険適用になっていたら、対処も変わっていたのではないでしょうか。

素人考えではありますが、治療のための抗がん剤投与だったろうにと思うと切ない気持ちでいっぱいです。

因みに未だに私の白血球数は治療前より少なく、人間ドックでも引っかかりました。半年や一年くらいはこんな状態のようですが、それくらい強力じゃないとがんが再発しないよう抑えられないということですよね。副作用は辛かったですが、エビデンスがしっかりできていて保険適用の範囲内で治療が受けられたのは、ありがたいことだったと思います。

発熱性好中球減少など骨髄抑制については、hidechan 先生のblogがわかりやすいです。
http://hidechin-breastlifecare.blogspot.jp/2011/01/13.html